社会

女性の喫煙率が上昇・・・女性たちに "タバコ顔" が激増!

貴子さんは32歳。半年前に、人気女性ファッション誌に移動になってから、一日に吸うタバコの数が急に増えてしまった。
仕事を持ち帰り、自宅で原稿を書くことも多いという貴子さん。
そんなときは、タバコの本数が増える。貴子さんのタバコの消費は一日平均1箱から1箱半。メンソールでニコチン、タールの少ない銘柄だが、本数が多ければ、末は間違いなく肺ガン……と、貴子さんは苦笑いする。
最近は、カフェの禁煙コーナーには、サラリーマンの男性が着席し、喫煙コーナーには女性ばかり、という風景が珍しくない。
5人にタバコを吸う計算だ。
女性スモーカーの上昇と同時に、“女性のための禁煙外来”を設けている病院も出てきた。
外来の阿部眞弓先生はタバコが女の子をはじめ、タバコを吸う女性に向けて危険性を分かりやすく説いている。禁煙診療では、メンタルケアと薬物療法が中心。カウンセリングや血中ニコチン濃度を測定し、さまざまな角度から「たばこ依存度」を割り出す。失恋と吸いはじめたという恵子さん(31歳)は、この禁煙外来に通っている。
ニコチン依存度はさほど高くなく、おそらく強い禁断症状なしに、きれいに抜けられるだろう、というのが医師の判断。恵子さんの禁煙法はニコチンパッチ。ニコチンを含んだ貼り薬を体に貼り、ニコチンを吸収させ禁断症状を禁煙にもっていく方法だ。
恵子さんは禁煙プログラムを1か月と消化した。
一時ほどはタバコを吸いたいとはときどき強烈な誘惑が訪れる。辛抱だと恵子さんは、自分を励ましている。
自分がタバコを吸うのは、「依存体質だから」と恵子さんはいう。
タバコや嗜好品の量がグンと増える。何かに迷ったり心配事があったりするときは、タバコがといても立ってもいられなくなる。
百害あって一利なし、といわれるタバコ。
その弊害をおさらいしておこう。タバコの中に含まれるニコチンは大脳の快楽中枢に働きかけ、ニコチン中毒を引き起こす。一酸化炭素は血中のヘモグロビンと結びついて酸素の流れを妨害する。タバコの中に含まれているタールにはさまざまな発ガン性物質が含まれているのは有名な話。
タバコは女性ホルモンの分泌を抑えるため、肌のツヤ、張りがなくなり、シワ、吹き出物が出やすくなる。
長期間たくさんの本数を吸い続けていると、これが肌表面に定着し、独特の “タバコ顔”をつくりあげてしまう。顔で、ちりめんジワが多く肌に透明感のない “タバコ顔”。
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